■ジョギングシミュレーターの標高データについて■


ジョギングシミュレーター(日本語バージョン)はバージョン1.50から標高データの取扱が可能となっています。ここでは、この標高データ関連の詳細を説明いたします。

1.使用データ

ジョギングシミュレーターが使用している標高データはNIKOさんが作成した「LatLng2Height:::緯度経度から標高算出API」を使用しています。このAPIの元データはNASAが無料で公開しているSRTM3を利用しています。現在データ量等の関係でこのAPIでリリースされているのは国内の標高データのみです。よって、日本国以外の地域では標高データが取れません。
また、ジオイドモデルの違いによって標高が最大50mほどずれる可能性があります。(我々が走る範囲での相対的な標高差のちがいはほとんど無いと思われますが・・。)
その他、測定の誤差やメッシュの粗さ等により、標高が実際と異なるケースもあるかもしれませんが、あくまでも参考ということでご利用ください。


2.使用方法

■標高データも得るには「標高表示」横のチェックボックスにチェックを入れてください。なお、距離等を測定している途中での標高表示のオンオフはできません。標高表示のオプションをオンまたはオフしたい場合は、一度CLEARボタンを押して測定データをリセットしてください。

■標高データの取得はクリックを行なうたびに行なわれます。サーバーが混んでいたり、ネットワーク環境が悪いケースですと取得に時間がかかる場合があります。
(データ取得中は「計算中」という表示が出ます。)
データ取得前に次の点をクリックするとデータ落ちがおこる場合がありますのでご注意ください。

■標高データは二つ前のクリック点の標高・一つ前のクリック点の標高・現在の標高を順に表示しています。また、直近の勾配イメージも表示されます。
<-8%-8% -4%-4% -2%-2% -1%-1% +1%+1% +2%+2% +4%+4% +8%+8%<

高低差イメージをクリックすると高低差のイメージグラフが表示されます。これは、あなたが走られた(クリックした)データ点を利用してグラフ化したものですが、ある一定以上のデータ点数になると間引きをしてグラフ表示します。よってあくまでも高低差イメージを表示しておりますのでご了承ください。


3.計算結果について

計算結果に表示される「最大高低差」「平均斜度」「最大斜度(上り)(下り)」「上り累計」とは以下のような意味です。(これらは、当然標高表示オプションをオンにしていないと算出されません。)
■最大高低差
最大高低差とは、調べた点の中での最高点と最低点の差です。
■平均斜度
平均斜度とは始点と終点の単純な斜度です。その間の過程で上り下りがあっても関係ありません。最終的に下った場合はマイナスで表示されます。
■最大斜度(上り)(下り)
最大斜度とは、調べた点の間の最大の斜度です。上った場合(プラス)・下った場合(マイナス)のおのおのを算出します。
■上り累計
上り累計とは、上りがあった場合、その上った距離の累計です。上り坂が3回あっておのおの10m・5m・10m上った場合は25mとなります。その間に下りがあってもマイナスはしません。あくまでも上った高さを累計したものです。


4.その他

本測定結果はあくまでも参考ということでお使いください。
また予告なしにサービスを中止する場合もあります。

あわせてジョギングシミュレーター操作説明書もご参考ください。