■ジョギングシミュレーター(Ver3.xx) 操作説明書■
1.はじめに
ジョギング等で走り終わった後、はて何キロ走ったんだろうと思うこと、少なくないですよね。通常はランニング時間からだいたいの距離を推定したり、地図に定規を当てて電卓叩いたり、後日車とかで距離測ったりと面倒でした。
このジョギングシミュレータは簡単にパソコン上で、地図を参照しながら距離を測れるだけではなく、その他、平均速度・消費カロリー・燃焼脂肪量・フルマラソンペース等、ジョギングの結果をいろいろな角度から検証できるシミュレータです。
なお、このサイトは「まさ」のあれこれWeblog の「まさ」によって作成・公開されています。
2.主な特徴
■地図上をクリックすることで距離を次々と計測していきます。地図を動かしても、ズームイン・アウトしてもOKです。
■「Undo」ボタンを押すと、クリックを1回戻せます。間違えてクリックしても、最初からやり直しなんてありません。
■1Km/5Km毎のマーカー表示ができます。
■距離測定はメイン・サブの2つのモードを用意していますので、二つの測定を比較することができます。
■標高も知ることができます。それにより走行データの高低差他の数値を知ることができます。
■高低差のイメージ図も表示できます。
■その他いろいろなグラフ表示をします。
■測定点の住所を知ることができます。街道名もわかります。
■GoogleStreeViewをサポートしています。
■自分の走った行程を簡単な操作で他の都市に移動させ、比較することができます。
■走った場所を囲んでより見やすく表示することもできます。その面積も計算します。
■「座標保存」をクリックすると、現在の地図の場所・倍率を保存します。次回立ち上げた時は、この状態でスタートできます。また2箇所登録できますので、自宅周辺・会社周辺等使い分けることができます。
■ぜひ、体重や走行時間を入力して「Calc」を押してみてください。平均速度、消費カロリー、燃焼脂肪量、カロリー消費量の目安他を算出します。
■twitterにも自動投稿できます。
■自分の走った都道府県や市区町村等の一覧が表示されます。
■走行ルートのデータを出力することができます。また、そのデータを後日読み込むことができます。データ形式はGoogle Earthで採用されているKMLフォーマットに準じていますので、Google Earthでデータ表示することもできます。
■携帯端末や携帯電話等でGPS等の測定したKMLフォーマットデータを読み込むことができます。
■自分のブログ用等にマップ画像のコピーが簡単に取れます。また、その静的マップURLを他の人に伝えることでマップデータが共有できます。
■地球の裏側でジョギングしても対応しています。セントラルパーク1周何キロ?ダイヤモンドヘッドへの往復何キロとか勝手に計ってください。(標高データは日本国内の地点のみ有効です)
■別にジョギングに特化しているわけではありません。東京から名古屋まで車で帰省。○時間かかった・・・なんて時の平均速度も出せます。車に乗らないで走った(歩いた)なんて時には、どれくらいCO2の排出を抑えたかも算出します。
■自転車(サイクリング)にも役に立ちます。自転車で走破した場合のカロリー計算他もできます。
■住所や地名を入力するとそこに一発でジャンプします。日本国内の検索をはじめ、世界各国で利用可能です。(国によってはサポートされていない場合があります。)
■GoogleTransitと連動して終点から起点までの交通機関を使った戻り方が検索できます。(日本国内専用です。)
■地図上の鉄道や道路他の表示を一時的に消すことができます。
■Google Map API3を利用していますので今後とも進化していきます。
3.使い方
・地図表示・移動
まず距離を測りたい周辺に地図を動かします。地図は地図上を上下左右にドラッグすることで動かすことができます。
また、左のスライダーを上に動かすと地図を拡大、下に動かすと縮小します。
地図上の右上のボタンは地図の切り替えです。通常地図他、航空写真や写真+地図表示、地形表示等が選べます。
場所検索 に住所や場所の名前等をいれて検索すると、そこに一発移動できます。
自宅の周り等、普段距離を測りたいところを登録したい場合は、その近辺まで地図を移動し、「 」をクリックしますと、あなたのパソコンにその位置を覚えさせることができます。2箇所登録することができますので、自宅周辺と会社周辺とか、練習場周辺とかを使い分けてください。なお、次回、ジョギングシミュレーターを表示した時に、座標保存1に登録した地点がデフォルトの表示画面になります。
また登録地点への移動は「 」をクリックしてください。
「 全行程を見渡す」をクリックすると測定した全行程を一つの地図内に表示できるよう自動的にズームイン・アウトします
・距離測定
測定したい距離はマウスでクリックした点の間が測定されます。複数クリックするとその合計が表示されます。もちろん、測定の途中で地図をドラッグして動かしたり、縮尺を変更することもできます。
もし、クリックする点を間違えてしまった場合は、 を押してください。1回分操作をキャンセルできます。もう一度押すとさらにもう1回分過去の操作をキャンセルできます。
1kmもしくは5km毎にマーカーを地図上に表示することができます。表示したい場合はチェックボックスにチェックを入れてください。1km毎のマーカーは 、5km毎は です。
また、「囲む」のチェックボックスにチェックを入れると走った地点を囲むようにエリアが表示されます。と同時にその面積を表示します。
距離測定はメイン・サブの2つのモードを用意しています。おのおの独立して距離測定ができますので二つの測定結果を比較することが容易にできます。メインは赤い線、サブは青の線で表示されます。
メインデータのみのクリアは を、サブデータのみのクリアは をクリックしてください。
全体をクリアーしたい場合はCLEAR をクリックしますと、全てをクリアします。
・住所確認
測定点の住所は、「今どこ?」の前のチェックボックスにチェックを入れることで知ることができます。
ただし、日本国内の住所しかサポートしておりません。(国外や海上ではデータ保証がありません。)また、一部、僻地等はサポートされていません。サーバー状況によってはデータが取れない場合もありますのでご了承ください。
また、測定点が街道上の場合は、その街道名が表示される場合があります。
また、このデータに関してはあくまでも参考データとして取扱いただきますようお願いいたします。
・標高測定
測定点の標高が知りたい場合は、標高表示の前のチェックボックスにチェックを入れてください。
なお、距離等を測定している途中での標高表示のオンオフはできません。標高表示のオプションをオンまたはオフしたい場合は、一度CLEAR ボタンを押して測定データをリセットしてください。
ジョギングの成果にある「高低差」のタグををクリックすると高低差のイメージグラフが表示されます。これは、あなたが走られた(クリックした)データ点を利用してグラフ化したものです。
なお、標高データについての詳細な説明はこちら も参考にしてください。
・行程を他の都市と比較
自分の走った行程(軌跡)を簡単な操作で、他の都市の地図上にコピーでき、比較ができます。「 行程を他の都市と比較」をクリックすると比較させる都市を選ぶ画面が表示されます。リストボックスから都市を選んでジャンプ をクリックすると選択した都市に移動します。
移動後、 をドラッグすると行程(軌跡)を移動させることができます。
なお、この機能を利用して行程を移動させた場合、高低データや都市名データは破棄されますのでご注意ください。 この機能は、走った距離を優先して行程を移動させます。緯度が変化しますと、同じ距離でも地図上の距離は変わります。(例えば赤道付近で東西方向に走った地図上の10cmは、緯度が高くなると東西方向に長くなりますよね。)その為、緯度が変わると走った行程の形が変化することをご理解ください。
・起点迄の交通経路
終点から起点までの交通機関を知りたい時には「 起点迄の交通経路」
を押してください。
Google乗換案内のサービスと連動して交通機関を利用した戻り方が表示されます。
国内および一部の海外の都市の乗換案内のみ提供されています。
・いろいろ計算
体重や走行時間をいれることでいろいろな項目が計算できるようになっています。 体重(単位Kg)、走行時間、およびそのコースを何周か周回された場合は周回数(往復の場合で片道分のみ距離を測った場合は2を)等を半角数字で入力し計 算 をクリックしてください。(注意:全角で入力しますと計算できません!)
なお、ジョギング(ランニング)ではなく、自転車で上記距離を走った場合でも、カロリー等の計算ができます。その場合は、「実は自転車利用」のチェックボックスにチェックを入れて計 算 をクリックしてください。
計算結果はいくつかのタブに分かれて表示されます。
>サマリー
消費カロリーやMETS等を算出します。平均速度と消費脂肪量については数値のみならず簡単なグラフ表示もします。
>高低差
標高表示にチェックを入れて、標高も同時に算出した場合、ジョギングした間の標高グラフが表示されます。
>回転方向
行程で右折・左折どちらが多かったかの割合を表示します。
>方位
どの方位に直線距離でどれくらい進んだかを表示します。もし同じように2倍の時間を進んだ場合、どこまで到達したかも表示します。
>遠回り度
目的地(最終地点)に対して、どれくらいクネクネ走ったかの目安です。直線上に走れば青い線上をたどることになります。始点と終点が同じ(近い)場合は、行程の中で一番遠い所との往復を前提としています。
>通過した町
今どこ?にチェックをいれて通過地点の地名を取得していた場合、通過した地域の一覧が表示されます。
・データ出力・データ読込
自分で作成したルートデータを出力したり再読込をしたりできます。 ただし、データをファイルとして 直接出力したり、読み込んだりすることはセキュリティ面からできません。あくまでも、生のテキストデータを出力・読込する方法を取っています。
ルートを作成した後に、「 」をクリックするとテキストエリアが表示され、その中に作成したテキストデータが表示されています。そのデータをコピーし、テキストファイル等に貼り付け後、保存をしてください。(参考:Windows環境でのテキストデータ保存方法はこちら) なお、「 」をクリックするとこのテキストエリアを閉じることができます。
作成したデータを読み込む場合は「 」をクリックします。テキストエリアが出ますので、そこに保存してあったデータをコピー貼り付け後、 もしくは をクリックしてください。
出力されるデータはGoogle Earthで採用されているKMLフォーマットに準じています。Google Earthでこれらのデータを表示することができます。例えば、Google Earthがインストールされていれば作成したデータファイルをダブルクリックすればGoogle Earthが自動的に立ち上がって表示をはじめます。この機能についてはこちら も参考ください。
・Mapをコピー(静的マップ)
走行ルート等が表示されたマップのコピー用画像を生成できます。「 Mapをコピー 大 中 小」をクリックしてください。画像の大きさはそれぞれ450x450 300x300 150x150です。別ウィンドウで静的なマップが表示されますので、その画像を右クリック等で画像を保存してください。
また、その画像のURLも取得できます。そのURLを他の人に伝えることでその画像を共有することができます。
なお、この静的マップにはいくつかの制限事項があります。それについては マップイメージの制限事項 をご覧ください。
・オプション設定
ジョギングシミュレーターを使いやすくする為に、オプションを設定することができます。
「クリック点を常にマップのセンターにする」にチェックを入れると、常にクリックした点がマップの中心になりますので地図のドラッグが不要になります。
「起動時にヒントを表示しない」はジョギングシミュレータ立ち上げ時に使い方ヒントを表示しないオプションです。このチェックを外していてもお使いのブラウザ設定でポップアップ表示を不可にしていると表示されませんのでご注意ください。
設定したい項目にチェックマークをいれて「 」をクリックしてください。
・Street View機能
Google Street Viewをサポートしています。マップ左の人形マークを地図上にドラッグするとGoogle Street Viewでサポートされている地域の場合は、道路に青い線が現れます。そこにマーカーをドラッグすると、その周辺の画像を3Dでミニウィンドウに表示することができます。その画像をドラッグすることで360度自由に視点を変えられます。
・twitterに投稿
自分で走った距離やカロリーを自身のtwitterに をクリックすると投稿することができます。自分が走ったルート情報も画像リンクの形で投稿されます。ルート情報を投稿したくない場合は、確認画面で「キャンセル」を選んでください。twitterに関してはこちらをご覧ください 。
・特定レイヤーを消す
地図上の「道路」「線路」「駅」「商業施設」「文字表示」等のデータを任意に非表示にすることができます。 「 特定のレイヤーを消す」右のチェックボックスにチェックを入れることで該当のデータが非表示になります。
4.その他
・これらの計算値はあくまでの参考であり、計算結果を保証するものではありません。
・本アプリケーションの結果利用に基づくいかなる損害に対しても責任は負いかねますのでご了承ください。
・消費カロリー等には一応、高低差等は考慮していますが参考値です。
・リンクフリーです。
・サポートしているブラウザは以下のようになります。詳しくはこちら をご覧ください。
- IE 9-11 (Windows)
- Firefox (Windows|Mac|Linux)
- Safari (Mac)
- Chrome (Windows|Mac|Linux)
・改版履歴はこちら をご参照ください。
Close