毎年7月第4金曜日
山梨県富士吉田市
山頂コース約21km/五合目コース約15km
スタート地点:山梨県富士吉田市役所(標高770m)
ゴール地点:富士山頂(標高3730m)
約3000人
給水:4箇所
距離表示:なし
18才以上
2010年より山頂コースは過去3年間の大会において山頂コースは五合目関門通過タイム、五合目コースは五合目ゴールタイムが、それぞれ2時間30分以内の実績のあるランナーとなった。
知る人ぞ知る、日本山岳レースの代表大会。富士の裾野である富士吉田市役所から頂上までの約3000mを制限時間4時間半で登る大会。
2006年の時点で59回目を迎えるほど、歴史は古い。
2006年からスタートは前列に前年完走者。未完走者はその後に並ぶ。(山頂コース)
尚、前年完走者は3桁以下のゼッケンをもらえる。その他は1000番以降となる。(男子の場合)
前半の馬返しまでは、舗装路(とはいえ後半はずいぶん道も荒れている)。徐々に勾配が増えていく11km。標高差は330mだが、正直、きつい。ちなみにこの馬返しが0合目。
五合目までは、林の中を走る(歩く?)林間コース。足場はよくない。1合目、2合目と距離表示は無いが、頭の中で残りは計算できる。コースも徐々に狭くなるので、前を抜かすのがだんだん困難になっていく。
五合目の関門をクリアすると次は八合目をめざす。砂じゃりの中をもがきながら上に進む。天気がよければ山頂を拝むことができる。
八合目関門を通過できればいよいよ山頂ゴールへ。4時間30分ぴったりにロープによって関門が切れれる。天国と地獄をわけるロープだ。
とにかくスタートからゴールまで、1mたりとも下りは無い。というより平地がない。常に4時間半登り続けなければいけないというのが、体力以上に精神的にきついものがある。
ゴール後は、自力で五合目まで下山。バスでスタート地点に戻る。なお、おにぎり弁当が五合目で支給される。完走記念品はスタート地点である市役所でレース後受け取る。
2005年はスタート直後の混乱等もあるほど、昨今熱を帯びている。2006年山頂コースはエントリー締切日前に定員一杯で募集終了。
完走人数(率)は以下のとおり
YEAR | 山頂コース男子 | 山頂コース女子 | 5合目コース男子 | 5合目コース女子 |
2005 | 991人(42・5%) | 37人(27%) | 319人(86%) | 70人(79・5%) |
2006 | 1049人(45・8%) | 38人(29.2%) | 414人(93.2%) | 81人(88.0%) |
手荷物預かり(あり)手荷物はスタート地点から五合目まで輸送される。
貴重品預かり(なし)