概要 †
実施時期 †
２月第４日曜日(２０１９年から「３月第１日曜」開催に変更)
開催地 †
東京都
競技種目 †
フルマラソン、１０ｋｍ
スタート地点−ゴール地点 †
スタート地点
東京都庁
ゴール地点
フルマラソン：東京駅前・行幸通り
１０ｋｍ：日比谷公園（10kmはダウンヒル規程のため公認コースではない）
東京都庁〜飯田橋〜神田〜日本橋〜浅草雷門〜両国〜門前仲町〜銀座〜高輪〜日比谷〜
東京駅前・行幸通り
(2022/3/6 2021大会バージョンは
東京都庁〜水道橋〜上野広小路〜神田〜日本橋〜浅草雷門〜両国〜
門前仲町〜銀座〜田町〜日比谷〜東京駅前・行幸通り）
（旧コース：東京ビックサイトゴール）
東京都庁→飯田橋→皇居前→日比谷→品川→銀座→日本橋→浅草雷門→築地→豊洲→東京ビッグサイト(日本陸上競技連盟／ＡＩＭＳ 公認コース)。特徴は、スタートから7kmまでで高低差約40mを下る。その後は平坦となるが、35km過ぎから佃大橋をはじめとする４つの橋を渡るため、高低差約10mのアップダウンが続く。皇居、東京タワー、銀座など、東京を代表する観光地を巡る。特に、浅草雷門の前では、立ち止まって写真撮影をするランナーが多くいる。側を通らないが、浅草ではスカイツリーも見ることが出来る。また、日比谷−品川と銀座−浅草で折り返すので、3時間20分を切るランナーはトップ集団と二度すれ違うことができる。
制限時間 †
フルマラソン：7時間
１０ｋｍ：1時間40分
参加資格 †
フルマラソン：大会当日満19歳以上
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6時間40分以内に完走できる男女（障害者、本大会が推薦する国内・国外の者を含む）
・日本陸連登録競技者
・日本陸連未登録者等
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・日本陸上競技連盟が別途定める参加基準に達する男女競技者
・招待選手 日本陸上競技連盟が推薦する国内・国外の男女競技者
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レース仕様車で2時間10分以内に完走できる男女計25人
１０ｋｍ：
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大会当日満16歳から満18歳までの1時間30分以内に完走できる男女計275人
�∋覲仂祿下圈並膕馘�日満16歳以上／盲導犬の伴走は不可）
1時間30分以内に完走できる男女計50人
�Ｃ療�障害者（大会当日満16歳以上）
1時間30分以内に完走できる男女計100人
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1時間30分以内に完走できる男女計50人
�ゼ屬い后並膕馘�日満16歳以上／健常者の参加は不可）
レース仕様車で50分以内に完走できる男女計25人
定員 †
フルマラソン：37,500人
１０ｋｍ：500人
参加費用 †
2021大会
フルマラソン：国内 16,500円 海外 18,500円
１０ｋｍ：国内 5,600円 開学 6,700円
１回目〜
フルマラソン：国内 10,800円 海外 12,800円
１０ｋｍ：国内 5,600円 開学 6,700円
給水・距離表示 †
給水：15ヶ所（5.0，7.1，10.0，12.3，15.0，15.0，17.4，20.0，22.3，25.0，27.2，30.0，32.2，35.0，37.6，40.0）
給食：4ヶ所（22.3，27.2，32.2，37.6）
距離表示：1kmごと、中間点、残り5kmから1kmごと
荷物・貴重品預かり †
手荷物：あり(2021大会はなし)
貴重品：なし
歴代優勝者 †
マラソン男子
第１回 ダニエル・ジェンガ（ケニア） 2:09:45
第２回 ビクトル・ロスリン（スイス） 2:07:23
第３回 サリム・キプサング（ケニア） 2:10:27
第４回 藤原正和（日本） 2:12:19
第５回 ハイル・メコネン（エチオピア） 2:07:34
第６回 マイケル・キピエゴ（ケニア） 2:07:37
第７回 デニス・キメット（ケニア） 2:06:50
第８回 ディクソン・チュンバ（ケニア） 2:05:42
第９回 エンデショー・ネゲセ（エチオピア） 2:06:00
第10回 フェイサ・リレサ（エチオピア） 2:06:56
第11回 ウィルソン・キプサング・キプロティチ（ケニア） 2:03:58
第12回 ディクソン・チュンバ（ケニア） 2:05:30
第13回 ビルハヌ・レゲセ （エチオピア） 2:04:48
第14回(2020) ビルハヌ・レゲセ （エチオピア） 2:04:15
第15回(2021) エリウド・キブチョゲ（ケニア） 2:02:40 (大会新)
マラソン女子
第１回 新谷仁美（日本） 2:31:01
第２回 クラウディア・ドレハー（ドイツ） 2:35:35
第３回 那須川瑞穂（日本） 2:25:38
第４回 アレフティナ・ビクティミロワ（ロシア） 2:34:39
第５回 樋口紀子（日本） 2:28:49
第６回 アツェデ・ハブタム（エチオピア） 2:25:28
第７回 アベル・ケベデ（エチオピア） 2:25:34
第８回 ティルフィ・ツェガエ（エチオピア） 2:22:23
第９回 ベルハネ・ディババ（エチオピア） 2:23:15
第10回 ヘラー・キプロプ（ケニア） 2:21:27
第11回 サラ・チェプチルチル（ケニア） 2:19:47
第12回 ベルハネ・ディババ（エチオピア） 2:19:50
第13回 ルティ・アガ（エチオピア） 2:20:40
第14回(2020) ロナー・チェムタイサルピーター （イスラエル） 2:17:45
第15回(2021) ブリジット・コスゲイ（ケニア） 2:16:02 (大会新)
マラソン車いす男子
第１回 副島正純（日本） 1:32:21
第２回 副島正純（日本） 1:27:15
第３回 副島正純（日本） 1:33:11
第４回 山本浩之（日本） 1:35:19
第５回 副島正純（日本） 1:25:38（大会記録）
第６回 山本浩之（日本） 1:29:26
第７回 副島正純（日本） 1:27:53
第８回 山本浩之（日本） 1:30:43
第９回 洞ノ上浩太（日本） 1:30:23
第10回 クート・フェンリー（オーストラリア） 1:26:00
第11回 渡辺勝（日本） 1:28:01
第12回 山本浩之（日本） 1:26:23
第13回 マルセル・フグ（スイス） 1:30:44
第14回(2020) 鈴木 朋樹（日本） 1:21:52
第15回(2021) マルセル・フグ（スイス） 1:22:16
マラソン車いす女子
第２回 土田和歌子（日本） 1:45:19
第３回 土田和歌子（日本） 1:46:31
第４回 土田和歌子（日本） 1:53:01
第５回 土田和歌子（日本） 1:40:08（大会記録）
第６回 土田和歌子（日本） 1:48:31
第７回 土田和歌子（日本） 1:48:29
第８回 土田和歌子（日本） 1:48:08
第９回 土田和歌子（日本） 1:46:30
第10回 土田和歌子（日本） 1:41:04
第11回 アマンダ・マグロリー（アメリカ） 1:43:27
第12回 マニュエラ・シャー（スイス） 1:43:25
第13回 マニュエラ・シャー（スイス） 1:46:57
第14回(2020) 喜納 翼（日本） 1:40:00
第15回(2021) 喜納 翼（日本） 1:40:21
倍率 †
フルマラソン
第１回 申込者 77,521 定員 25,000 倍率 3.1
第２回 申込者 130,062 定員 25,000 倍率 5.2
第３回 申込者 226,378 定員 30,000 倍率 7.5
第４回 申込者 272,134 定員 32,000 倍率 8.5
第５回 申込者 294,469 定員 32,000 倍率 9.2
第６回 申込者 282,824 定員 29,400 倍率 9.6
第７回 申込者 303,450 定員 29,400 倍率 10.4
第８回 申込者 302,442 定員 29,400 倍率 10.3
第９回 申込者 304,825 定員 29,400 倍率 10.7
第10回 申込者 308,810 定員 27,370 倍率 11.3
第11回 申込者 321,459 定員 26,370 倍率 12.2
第12回 申込者 319,777 定員 26,370 倍率 12.1
第13回 倍率 12.1
第14回 倍率 −（エリートコースのみ）
１０ｋｍ
第１回 申込者 17,523 定員 5,000 倍率 3.5
第２回 申込者 25,950 定員 5,000 倍率 5.2
第３回 申込者 35,603 定員 5,000 倍率 7.1
第４回 申込者 39,307 定員 3,000 倍率 13.1
第５回 申込者 40,678 定員 3,000 倍率 13.6
完走率 †
フルマラソン
第１回(2007) 出走者 26,058 完走者 25,102 完走率 96.3％
第２回(2008) 出走者 27,386 完走者 26,665 完走率 97.4％
第３回(2009) 出走者 30,164 完走者 29,127 完走率 96.6％
第４回(2010) 出走者 32,080 完走者 30,182 完走率 94.1％
第５回(2011) 出走者 33,353 完走者 32,415 完走率 97.2％
第10回(2016) 出走者 36,173 完走者 34,697 完走率 95.9％
第11回(2017) 出走者 35,378 完走者 33,974 完走率 96.0％
第12回(2018) 出走者 35,911 完走者 34,542 完走率 96.2％
第13回(2019) 出走者 37,604 完走者 35,460 完走率 94.3％
第14回(2020) −（エリートコースのみ）
第15回(2021) 出走者 19,036 完走者 18,244 完走率 95.8％
１０ｋｍ
第１回(2007) 出走者 4,812 完走者 4,720 完走率 98.1％
第２回(2008) 出走者 5,040 完走者 4,898 完走率 97.2％
第３回(2009) 出走者 4,807 完走者 4,789 完走率 99.6％
第４回(2010) 出走者 2,948 完走者 2,923 完走率 99.2％
第５回(2011) 出走者 3,096 完走者 3,086 完走率 99.7％
第10回(2016) 出走者 475 完走者 468 完走率 98.5％
第11回(2017) 出走者 446 完走者 439 完走率 98.4％
第12回(2018) 出走者 337 完走者 329 完走率 97.6％
第13回(2019) 出走者 348 完走者 343 完走率 98.6％
第15回(2021) 出走者 131 完走者 129 完走率 98.5％
トピック †
長い間望まれていた東京都心での市民マラソン大会。2007年2月18日に第１回大会が開催された。
フルマラソンは選考会の部、一般の部、車いすの部があり、１０ｋｍは一般の部、車いすの部、障害者の部がある。
フルマラソンの制限時間は7時間と世界の大都市マラソンに肩を並べる内容。
申込後、定員に達した場合は抽選となる。当選倍率は第１回から順に3.2倍→5.2倍→7.5倍→8.9倍→9.6倍→9.6倍→10.3倍と、年々狭き門となっている。
当日受付は行われず、大会前に行われる東京マラソンＥＸＰＯ開催会場にて受付を済ませなければならない。
完走率は97％であり、非常に高い数字である。7時間という制限時間が高い完走率の要因として考えられる。
都心の幹線往路を長時間封鎖するため混乱が予想されたが、大きなトラブルは起きなかった。また、第１回大会で問題となったトイレ、給食、荷物返却は、第２回大会ではかなり改善された。
第３回大会からは国内初の賞金レースとなる。
第３回大会では、タレントの松村邦洋が14.7km地点で突然意識を失い、心肺停止状態に陥った。自動体外式除細動器（ＡＥＤ）で呼吸を回復させ、渋谷区内の病院に救急搬送された。急性心筋梗塞による心室細動が原因であった。
第１回大会の定員はフル25,000人、１０ｋｍ5,000人であったが、第３回大会でフル30,000人、１０ｋｍ5,000人、第４回でフル32,000人、１０ｋｍ3,000人とフルの定員比率が高くなっている。
第４回大会では、国際陸上競技連盟(IAAF)が世界の主要ロードレースを格付けするラベリング制度において、最高位のゴールドラベルを取得した。市民参加型の大規模レースとしては日本唯一のゴールドラベルレースである。
第５回大会では、寄付金を導入し、10万円以上を寄付した人で希望すれば先着1,000人までがチャリティーランナーとして出場できる。実際、707人のチャリティーランナーがエントリーをし、7100万円を超える寄付金が集まった。
第14回（2020年）大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止の対応のため、一般ランナーの参加は取りやめ、エリートランナー約200名により開催となった。
第15回（2021年）大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止の対応のため、従来の3月開催から10月にリスケジュール。一般ランナーの海外からの参加は取りやめ。さらにマラソンランナーは24,700名と縮小して対コロナウィルスに臨んだが、9月になっても緊急事態宣言は続き、一転、2022年3月に2021年大会を延期と決定。
リンク †
大会ＨＰ：
http://www.tokyo42195.org
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